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友を思う

2013/07/23
今年の初盆参りはどことどこ?
あのお宅は去年だったかしら。
訃報が届いた遠方の知人は、どうしたらいいものかと迷っているうちに、とうとう失礼してしまった。

学生時代から、50年以上も繋がりを保っている友達が、今現在は8人。
途中、転居その他で増減。内一人は40代で旅立ってしまった。
卒業以来、毎年1月4日は集まっておしゃべりをする約束の日。
退職してからは、時間が自由になり、春と秋の年二回になった。
先を思うと心細くなり、会えるうちにせっせと顔なと見ておこう、かな?

旅立った友人は美智子さん。・・・何だかこの名前に縁がある。
同じ寮の同じ部屋。
二段ベッドで、私が上。美智子さんが下。
夜中、「布団が落ちた!拾って~。」の私。
三回目ともなると、「もう今度落としたら、拾ってやらんよ。ちゃんと寝んしゃい!」
とっても美人だった彼女は結婚し娘二人をさずかり、旦那様も優しくて・・・
でも、その友達との別れは突然やってきた。

祈 り

握りこむ 受話器に聞こえる 切れぎれに 妻は昏睡より 覚めぬやもしれぬと
長年の 仲間の声で 昏睡より 引きもどそうと 意気込みし夜
誘い合い 友の見舞いに 行かんとする その早朝に 友は逝きしと
うとうとと 布団にまどろみいしことを 今罪のごと 思い出しくる
楽しげに 語りてくれし 新築の 家の一間に 棺は白く
艶やかな 髪を白布に 流れさせ 棺の友は 静まりたまま
卒業後 会い重ねきし 二十年 親しみの果て 今日の悲しみ
六人の 友のつながり 幾許かは あなたの幸せの 輪を伸ばしたかと
峰々の 連なるあれは 英彦山 友と一夜を 語り合いし地
友逝きて 一月後の 同じ日に ルルドの聖水 おくられしこと
昏睡の 友の口へ 注ぐように 聖水の小瓶 傾けてみる
亡き友へと 合わせる両手に 呟きて 今朝も祈りを 子等に混じえる


寮の部屋のコタツで足をぶつけ合い、丸めて投げた紙がゴミ箱に入らず
「投げんでちゃんと入れんしゃい。」と笑っていた友達。
お盆が近くなると、あの人この人のことを思い出す。
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10:43 あしあと | コメント(0)
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